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散骨当日はこんな一日です

散骨を決めたあと、多くの方が最後に不安になるのが「当日、何をするのか分からない」ことです。喪服を着るのか。子どもは乗せていいのか。船に酔ったらどうするのか。式次第のあるお葬式と違って、想像しにくいのは当然です。当日の一日を、順を追ってご説明します。

出港から帰港まで、2〜3時間

海洋散骨の当日は、次のように進みます。

集合・受付(出港の30分前ほど)
港に集合し、当日の流れをご説明します。ご遺骨は事前に粉骨のうえ、水に溶ける袋にお納めしてお預かりしています。当社ではご自宅から港までの送迎も承っています。

出港
桟橋を離れ、散骨を行う海域へ向かいます。天候と海域によりますが、30分〜1時間前後の航行です。

散骨
散骨地点に到着したら、船を停めます。ご遺骨を海へお還しします。手を添えて一緒にという形も、順番にお一人ずつという形も可能です。

献花・黙祷
花びらをお供えし、静かに手を合わせていただきます。ご希望があれば、故人が好きだった音楽をかけることもできます。

周航
散骨した海域をゆっくり一周し、その場所を目に焼きつけていただく時間です。

帰港
港に戻ります。後日当日の記録(写真や映像など)と散骨した日時と緯度・経度を記載した散骨証明書をお送りします。

全体でおおよそ2〜3時間程度。天候によって時間や航路が変わることがあります。

 

服装は喪服でなくて構いません

服装
喪服である必要はありません。むしろ、船上では動きにくく、周囲の目にも留まりやすいため、落ち着いた色の平服をおすすめしています。紺、グレー、黒などの普段着で十分です。

足元は必ず滑りにくい、かかとのある靴を。ヒールやサンダルは船上で危険です。

海の上は陸より風が強く、季節を問わず体感温度が下がります。夏でも羽織るものを一枚。冬は防寒をしっかりしてください。帽子は飛ばされるため、あご紐があるものか、なくても困らないものを。

持ち物
– 酔い止め薬(乗船の30分〜1時間前に服用、当社で準備いたします。)
– 羽織るもの、防寒具
– 飲み物
– カメラ(風が強いので、落下防止のストラップを)

お子さまの乗船について。年齢制限を設けていない場合が多く、乗船は可能です。ご高齢の方や、体調に不安のある方は、事前にご相談ください。

 

乗船できない方がいる場合

ご家族全員が船に乗れるとは限りません。遠方にお住まいの方、体調が優れない方、船が苦手な方。そうした場合の選び方をご紹介します。

代行(委託)散骨を選ぶ。
ご家族が乗船せず、当社が責任をもって散骨いたします。代行の場合も散骨証明書をお渡しできますし、故人へ宛てたお手紙を一緒に散骨させていただくことも可能です。ご高齢のご家族だけが残されている場合、この形を選ばれる方が多くいらっしゃいます。

当日の写真を残す。
乗船されたご家族が写真や動画を残しておけば、来られなかった方と後日一緒に見ることができます。当日の海の様子が伝わるだけで、受け止め方はずいぶん変わります。当社でも散骨の様子を記録し、後日フォトアルバムや動画をお渡しいたします。

後日、ご自宅で集まる。
散骨を終えたあと、改めてご家族が集まって手を合わせる。散骨は形式が決まっていないぶん、こうした組み立て方が自由にできます。

天候による延期についても触れておきます。

海洋散骨は、荒天時には安全のため出港を見合わせます。予備日をあらかじめ決めておくと、遠方から来られるご家族の予定も立てやすくなります。

まとめ

– 当日は集合から帰港まで2〜3時間程度。散骨・献花・周航のあと、帰港
– 服装は喪服でなく落ち着いた平服。滑りにくい靴、羽織るもの、酔い止めを
– 乗船できない方には代行散骨、写真の共有、後日の集まりという選択肢がある

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