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骨とはどんな作業なのか|自分でできる?費用と当日までの流れ
散骨を申し込むと、必ず「粉骨」という言葉が出てきます。ご遺骨をパウダー状にする工程のことですが、どんな作業をするのか、なぜ必要なのか、費用はどれくらいかかるのか。あまり説明されないまま進むことが多い部分です。ここで一度、中身をご説明しておきます。
粉骨は、散骨に欠かせない工程です

散骨にあたって粉骨が必要なのは、気持ちの問題ではなく、はっきりした理由があります。
2021年3月に厚生労働省が公表した「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」では、事業者に求められる事項のひとつとして粉骨が挙げられ、粉骨が葬送行為の一部として位置づけられました。ご遺骨とわかる形のまま撒けば、葬送ではなく遺棄と受け取られてしまうからです。
どの程度まで細かくするのか。散骨事業者の間では2mm以下が基準として定着しています。これは法律で数値が定められているわけではなく、業界が自主的に設けた基準です。ただ、事実上のルールとして広く共有されており、当社でもこの基準で作業しています。
粉骨そのものに、許可や資格は必要ありません。ご遺骨を細かくすること自体は違法ではなく、届出も要りません。問題になるのは、粉骨せずに撒いてしまった場合のほうです。
実際にどんな作業をしているか

当社では粉骨を自社で行っています。おおむね次のような流れです。
- ご遺骨をお預かりする
お持ち込みいただくほか、ご事情に応じてお引き取りにうかがうこともできます。火葬許可証など、骨箱に同封されている書類もあわせてお預かりします。 - 異物を取り除く
骨壺を開け、ピンセットや磁石で異物を取り除きます。眼鏡、衣服のボタン、医療器具の破片などが入っていることがあります。粉砕機の故障や事故につながるため、この工程は省けません。 - 乾燥させる
ご遺骨は水分に弱く、湿ったままだとカビや劣化の原因になります。見た目が乾いていても、内部に湿気を含んでいることがあります。 - 粉砕する
基本手作業で2mm以下の粉末状にします。 - 個包装する
海洋散骨の場合は、水に溶ける袋に小分けします。船上で、ご家族が一袋ずつ手を添えてお還しできる形です。
長くお墓に納められていたご遺骨の場合は、水分や土、異物を多く含んでいることがあり、洗浄と乾燥の工程が追加で必要になります。墓じまいからの散骨をお考えの方は、この点を見込んでおいてください。
自分で粉骨することはできるのか

結論から申し上げるとできます。
法律上の問題もありません。実際に、ご家族の手で砕きたいという方もいらっしゃいます。ただ、現実には次のような点があることを知っておいてください。
時間がかかります。
すり鉢と乳棒での手作業は、2〜5時間程度が目安とされています。想定より長くかかったという声も多くあります。ミキサーやフードプロセッサーはお勧めできません。
刃が欠ける、モーターが焼き付く、粉が飛散するなどの問題が起きる可能性があります。コツや慣れが必要だと思います。
心理的な負担が小さくありません。
手が止まってしまった、途中で悲しみがこみ上げてきた——これは珍しいことではありません。ご自分でされる場合は、ひとりではなく、ご家族と一緒に作業してください。
メモリアル散骨 善-ZEN-では
お一人おひとり手作業で粉骨させていただきます。
散骨だけでなく粉骨のみでのご相談も承っております。
お電話 082-426-6161 (営業時間 : 年中無休) または、 専用の相談フォーム
よりお気軽にご連絡ください。